Outline
札幌市立大学公開講座
日時:2012.7.21 (土) 14:00 開場 / 14:30 スタート
場所:札幌市立大学サテライトキャンパス
ワークショップ講師 : 森本洋太
アーティスト : 北川陽稔・大黒淳一・渡辺崇司
協力:北海道大学 青木直史、札幌市立大学 須之内研究室
Timetable
14:00 開場
14:30 ワークショップ
19:30 ライブ・パフォーマンス
21:00 終演
Workshop
ヨーロッパを拠点に、制作・研究のフィールドで世界的に活躍されているサウンドアーティスト、森本洋太氏を札幌にお迎えし、音響合成/作曲のためのプログラミング環境「SuperCollider」を活用した、音響コンポジション・ワークショップを開催します。音の起源・作曲の起源の理解に始まり、音を発する、つくる、アイディアを実現するプロセスを、参加者の皆様と一緒に実践します。
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音響合成/作曲のためのプログラミング環境、SuperColliderを使って、音、音響、数、作曲について考察する.ワークショップ形式で、コンピュータの内側に留まらず、音の記録・伝達方法を検証し、他分野へ接線を引きながら音現象を広く扱う.
音とは、音楽について、音と作曲、音響コンポジション・・・
- - - ワークショップ・レジュメより
場所 札幌市立大学サテライトキャンパス 札幌市中央区北4条西5丁目アスティ45ビル12階
アクセス方法・地図 >> http://j.mp/scust
参加対象 音楽・マルチメディアの制作・研究にご関心のある方
参加費用 ワークショップ、ライブともに無料
参加準備 PCとヘッドホンを持参願います。PC(Mac/Win)にSuperColliderとAudacityを予めインストールし、動作確認をお願いします。お持ちの方は、PCMレコーダー、オーディオインタフェースも持参願います。ご不明な点はお問い合わせください。
ソフトウェアの準備 >> http://labs.43d.jp/scws12-pre/
申込方法 準備の関係で先着申込制とさせていただきます。参加者の氏名、連絡可能なメールアドレス、ご職業を明記のうえ、メールにてお申込みください。 見学、ライブのみ参加の場合、申込は必要ありません。
(個人情報は本イベントの運営目的のみに利用します)
問い合わせ・申込先
>> scws12@43d.jp(担当:札幌市立大学 須之内元洋)
Live Performance
ワークショップに続いて、札幌にゆかりのある3名のアーティストと森本洋太氏が、ライブ・パフォーマンスを披露します。至高のパフォーマンス、それぞれのアーティストの音響美学とテクノロジーの接点をお楽しみください。
講師・アーティスト紹介
ゲスト講師 森本洋太(MORIMOTO yota)
1981年、ブラジル生まれ。英国バーミンガム博士課程作曲専攻在籍。ガウデアムス音楽週間(オランダ)、トランスメディアーレ(ドイツ)、ISEAフェスティバル(ドイツ、トルコ)、makeartフェスティバル(フランス)、音と音楽コンピューティング会議(ポルトガル、スペイン)、国際コンピュータ音楽会議(アイルランド)、NWEAMO(メキシコ)、TodaysArtFestival(オランダ)等、各地の国際会議や音楽祭で論文/作品を発表する。2008年にはチェリスト Frances-Marie Uitti との共作 DVD "13AL" を発表。すけべ人間の緑一点。トリオ broodje のエレクトロニクス担当。
http://yota.tehis.net/
北川陽稔(KITAGAWA akiyoshi)
Photographer / Visual Artist 1978年札幌生まれ。東京にて映像作家として活動し、短編映画の制作等を行う。 作品はアンディ・ウォーホルやガス・ヴァン・サントらが名を連ねるアメリカの映画祭Ann-Arbor Film Festivalにおいて選考上映され、調布映画祭にて入賞。近年は北海道のランドスケープに関するビジュアル作品を制作し、キャノン写真新世紀2011にて入賞。 VJ・ Audio-visual分野の活動も再開し、Yarn:moor(noble)のライブ映像や、ソロパフォーマンスを上演。 また、(株) Studio V.A.代表として、ミュージックビデオや広告撮影も手がけている。
http://akiyoshikitagawa.com/
大黒淳一(OGURO Junichi)
1974年、札幌生まれ。音楽領域を拡張するサウンドアーティスト。 幼少から作曲を始めて国内のコンテストで全国グランプリを受賞する。 06年にベルリンへ渡りヨーロッパ各地で海外CM等の商業音楽から音響空間設計まで幅広い作曲活動を行いながら、現代美術でサウンドアート作品の発表を行っている。そして、先端的な音をアウトプットする目的で設立されたアンビエントレーベル"43d"を主宰。
http://junichioguro.com/
渡辺崇司(WATANABE takasi)
音楽家・サウンドデザイナー。札幌市在住。大学在学中に和声学及びジャズ理論を独学する。同時期に活動を開始しCMやテレビ番組等に楽曲提供。カンヌ国際映画祭招聘作品「7/25」(早川渉 監督)BGM(1998)、札幌青少年科学館テレビスタジオVP(1999)、幻想水滸伝Ⅴ(コナミ)作曲及び全曲マスタリング(2006)、など。平行しコンピューター音楽に傾倒する。CALLING "黒き着信"(ハドソン)作曲(2009)。自己のプロジェクト"Junkan"名義にてアルバムリリース「Polar Code」(2009 Chillsun Records)。(学)札幌ビジュアルアーツ非常勤講師。菜食主義者。
http://www.myspace.com/junkanakatakashiwatanabe
Follow Up
ワークショップで扱った内容を森本氏がまとめてくださいました。
そのまま、SuperColliderで実行できる形式となっています。
下記ファイルをダウンロードしていただくか、コードをコピペしてご活用ください。
>> ワークショップまとめ(右クリックで保存してください)
>> ライディーンを使ったチュートリアル(別サイトに飛びます)
//サーバー s.boot;//デフォルト・サーバーが起動する //関数 ~speedOfSound = 343; ~funcWaveLength = {|freq| ~speedOfSound / freq }; ~funcWaveLength.value(20000); ~funcWaveLength.value(20); //音をならす { SinOsc.ar * 0.1 }.play; { Impulse.ar(1) * 0.1 }.play; { WhiteNoise.ar * 0.05 }.play; //音をかえる { LPF.ar(Impulse.ar(5), 200) }.play; { RLPF.ar(Impulse.ar(5), 70, 0.1) }.play; //音をみる Server.default = Server.internal; s = Server.default; { SinOsc.ar(200, 0, 0.1) }.scope;//時間 FreqScope();//周波数 //音をとる ~room = Buffer.read(s, "/Users/yota/Dropbox/sc/snd/room.wav");//ドラッグ&ドロップでパスを得る { PlayBuf.ar(2, ~room, doneAction: 2) }.play; { PlayBuf.ar(2, ~room, 0.5, doneAction: 2) }.play; { PlayBuf.ar(2, ~room, 0.25, doneAction: 2) }.play; ~room.free; //ひびきをつかう ( //準備 ~fftsize = 2048; { ~ir0l_buf = Buffer.readChannel(s, "/Users/yota/Dropbox/scws/snd/object.wav", channels: [0]); ~ir0r_buf = Buffer.readChannel(s, "/Users/yota/Dropbox/scws/snd/object.wav", channels: [1]); s.sync; ~ir0_BufSize = PartConv.calcBufSize(~fftsize, ~ir0l_buf); ~ir0l_Spectrum = Buffer.alloc(s, ~ir0_BufSize, 1); ~ir0r_Spectrum = Buffer.alloc(s, ~ir0_BufSize, 1); ~ir0l_Spectrum.preparePartConv(~ir0l_buf, ~fftsize); ~ir0r_Spectrum.preparePartConv(~ir0r_buf, ~fftsize); s.sync; ~ir0l_buf.free; ~ir0r_buf.free; }.fork; ) //音がなる ( { var sig; sig = Dust.ar(5, 0.3); sig = [ PartConv.ar(sig, ~fftsize, ~ir0l_Spectrum.bufnum), PartConv.ar(sig, ~fftsize, ~ir0r_Spectrum.bufnum) ]; sig.clip2(0.25); }.scope; ) //終わったらメモリを解放 ~ir0l_Spectrum.free; ~ir0r_Spectrum.free; //配列 ~array = [0, 1, 2, 3, 4]; ~array[0]; ~array = Array.fill(10, {|i| i * 2 }); { WhiteNoise.ar(0.1).dup }.play; //ひびきをつくる ( { var sig, amp; var num = 10; var freqs = Array.exprand(num, 500, 10000); var amps = Array.exprand(num, 0.01, 1); var rings = Array.fill(num, {|i| i * 0.005 });//短いひびき var ex = Decay.ar(Impulse.ar(SinOsc.kr(0.1).range(2, 7)), 0.01, 0.7, mul: PinkNoise.ar); sig = Klank.ar(`[freqs, amps, rings], ex); Pan2.ar(sig * 0.1, 0); }.play; ) ( { var sig, amp; var num = 10; var freqs = Array.exprand(num, 100, 2000); var amps = Array.exprand(num, 0.01, 1); var rings = Array.fill(num, {|i| i * 0.5 });//長いひびき var ex = Decay.ar(Impulse.ar(SinOsc.kr(0.1).range(2, 7)), 0.01, 0.7, mul: PinkNoise.ar); sig = Klank.ar(`[freqs, amps, rings], ex); Pan2.ar(sig * 0.1, 0); }.play; ) //ツイッター {t=Impulse.ar(9);h=Latch.ar(SinOsc.ar(5.251),t);Blip.ar(h.exprange(44,333).round(44),h.range(1,50),0.2).dup}.play;//#SuperCollider